ガーデン情報

豊洲ガーデンクラブ新聞秋号Vol.10

雑草と庭仕事

雑草と庭仕事


雑草と庭仕事

 今年の夏は水不足にはならなかったものの、突然激しく降る集中豪雨が多く、天気が読めない気候でした。植物にとってこの気候はどうだったのか。意外と傷んでいるものが少なく、逆に大きく育ち過ぎているようにも見えます。花を育てるという意味ではうれしい悲鳴ですが、雑草に関しては困りもの・・・。気温が落ち着いた秋は本格的に雑草との闘いが始まります。


夏の三日月エリア

夏の三日月エリア

 ガーデンを作る時にする作業としては、まず、その土地に生えている草を抜き取り、植物を一旦リセット。その後、有機質(バークたい肥や腐葉土など)を足して土壌の水はけと水持ち、肥料持ちを改善。ベースができたら育てたい花を色や形の組み合わせを考えてセレクトし、高さや株張りなどを考慮しながら配置。もともと雑草だらけの場所でもいったんリセットした後に花の苗を植えることで、雑草より先に花の株が育ちます。残っていた雑草の種や根は頑張って育とうとしますが、日当たりの良い場所や土の中の陣地とりに負けて隙間に育つのみ。圧倒的に立場は弱くなっていきます。


隙間に生えた雑草も気にならないくらいの花のボリューム

隙間に生えた雑草も気にならないくらいの花のボリューム

 花と似ている葉をつけてうまく目立たないようにして育つ草もあり、なかなか相手も手ごわいですが、一度ガーデンにしてしまえばこっちのもの。月に1度程度の手入れは必要ですが、草だらけだった場所は花が咲き続けるガーデンへと変わっていきます。


繰り返しよく咲く花たち


秋涼しくなると夏に休んでいた花も咲きだし、ガーデンがにぎやかに。気温が成育にちょうど良く、適度に雨も降る秋は、花も草も虫や菌も忙しく働いています。


ダリア コクチョウ

夏には成長を抑えていた株も秋になると一斉に伸び始め花芽が増える。大きくて赤黒い大人カラーで人気。


キンギョソウ トウィニー ホワイト

越しした株は勢いが復活。2年目の株が一番よく咲き、秋から冬、次の春まで花が絶え間なく咲き続ける。


サルビア ビッグブルー

存在感のあるブルーの花は夏から秋まで咲き続ける。株姿もまとまりが良く、夏秋のガーデンにおすすめ。


コレオプシス アップティッククリーム

夏から秋まで絶え間なく咲き続ける。さわやかなクリームイエロー。コンパクトなサイズで育てやすい。


ナデシコ 初恋

ピンクと白の2色咲き。繰り返しよく咲き、暑さ寒さに強い。自立して立ち上がり、株のまとまりが良い。


サルビア コクネシア アカプルコ

枝咲きのサルビアで繰り返しよく咲く。晩秋まで咲き続け、霜よけすれば冬越しして次の夏まで咲くことも。


ジニア ライムオレンジ

グリーンがかるオレンジのアンティークカラー。一重から八重咲まで花形は様々。切り花にも向く。


バーバスカム ウエディングキャンドルズ

主に春咲きで秋から再び咲き始める。まっすぐ立つ大型の花で存在感があり、暑さ寒さにも強く育てやすい。

ピックアップ「オミナエシ 」


オミナエシ

オミナエシ


 秋の七草として有名なオミナエシ。もともとススキ野原に自生している日本の在来種です。通常草丈が1mを超える花ですが、風が強い場所に植えたせいか30㎝程度で咲いているものも。探してみてください。

季節のワンポイントケア「葉の斑点の原因は? 」


葉の斑点の原因は?

葉の斑点の原因は?


 気温が落ち着き、雨が続くと葉の表面に不吉な白や黒の斑点が!空気中に湿気があると発生しやすいウドンコ病や黒星病はカビの一種。ウイルスとは違い、環境が変われば消えていきます。ひどい葉は取り除き、次の葉が出るのを待ちましょう。

活動のお知らせ

公園で気軽に植物に関わりながら経験や知識を得られる活動を通じて
植物のことを理解し、身近な植物を通して環境にも興味を持ってもらえるよう情報提供していきます。

豊洲ガーデンクラブ
​毎週金・土曜日10:00〜11:30(※8・1月はお休みです)

豊洲ぐるりパークで育てた植物を使ってガーデンを作っています。
種まきやポット上げ、ガーデンの手入れをしながら園芸を学び、一緒に育てていく活動です。
植物の手入れについて知りたい方や気軽に植物を育てる体験をしたい方にお勧めです。

・どなたでも参加できます
・参加費無料
・予約不要