豊洲ガーデンクラブ新聞春号Vol.6
種たちがつないでいく未来
種まきは好きですか?豊洲ガーデンクラブでは毎年秋と春の2回種まきをしています。花の種はアサガオのような大きな種から1mm以下のほこりのような小さなものまで様々。種屋さんで購入した種は発芽率も良く、きれいに整理されていますが、豊洲では咲いた後のシードヘッドを収穫し、種を取り出してまくことも。不要な部分を取り除いて種だけにする作業は結構手間がかかりますが、真冬や真夏の室内作業としておしゃべりしながら片付けます。
冬は花付きのパンジーやアリッサムが多く出回り、冷蔵庫のような気温の中で花を長く楽しめます。ですが、秋から冬、春まで同じ景色を眺めているのは少しつまらないと思いませんか?秋まきの一年草の中には秋に種をまいて冬の間はゆっくり株が成長する、春にしか咲かない種類があります。冬の間はパンジーやアリッサム、リナリア等が彩り、春になったらしっかり育った春咲きの花が咲き始める。そんな変化を楽しむのに種まきは最適。成長していくのを見守るのもうれしい時間です。
豊洲で収穫した種は豊洲の気候で生まれ育ったもの。世代を重ねるごとに豊洲に馴染みながら暑さ寒さを乗り越えられるようになっていくはず。小さな種たちが命をつないでくれていると思うと種整理も張りきってやりたくなりますね。
寒いの平気!冬に咲く花
寒くても健気に咲いてる花たち。耐寒性のある秋まきの花や早春に咲き出す球根植物などを紹介します。豊洲では半耐寒性植物(-3℃まで耐性がある植物)も冬越し可能で冬でも花を見られます。
チェイランサス F1シュガーラッシュ レッド
秋まき一年草扱いの多年草。夏の蒸れや虫食いに耐えて夏越ししたものは秋からたくさん花をつける。
スイセン タリア
花びらも中心も真っ白、スマートな花びらで品がある。早春のガーデンをいち早く彩る。植えっぱなしでOK。
リナリア グッピー ブルー
極小の種、ひょろひょろの芽で頼りないのに寒くなる頃に咲き出し真冬のガーデンに彩りを添えてくれる。
ミニスイセン バルボコディウム
細葉の小さなスイセン。早春から春咲き。スカートのように広がる花形から英名はフープペチコート。
アリッサム スノークリスタル
種まき後1か月ほどで咲き出し初夏まで咲き続ける。夏越し株はボリュームアップするが短命。種まきで若返りが必要。
ビオラ F1フローラルパワー ブルーピコティ
秋から春まで咲き続ける冬の花の定番。花色は白から縁に行くほどブルーになるグラデーション。
キンギョソウ トゥイニー バイオレット
夏越しした2年目の株は秋から冬、春にかけて長く咲き続ける。普通のキンギョソウとは異なり花は筒状に。
スノードロップ
寒さ厳しい1月に最初に顔を出す小さな球根植物。外側の3枚の花びらが開いた姿が愛らしい。
ピックアップ「腐葉土は100%豊洲公園産」
たっぷり降り注ぐ落ち葉を集めて腐葉土作り。日陰で水分と酸素がバランスよく保たれる場所なら積んでおくだけでも分解が進み、2年くらいでほぼ完熟に。菜園やマルチングに大活躍の有機質100%の土です。
季節のワンポイントケア「マルチングで防寒対策」
防寒には腐葉土やバーク堆肥等、完熟有機質でマルチングするのがお勧め。地表の乾燥を防ぎ温度を下がりにくくします。春になったら土に混ぜて土壌改良材に。自然のサイクルを鉢植えにも取り入れてみませんか。
活動のお知らせ
公園で気軽に植物に関わりながら経験や知識を得られる活動を通じて
植物のことを理解し、身近な植物を通して環境にも興味を持ってもらえるよう情報提供していきます。
豊洲ガーデンクラブ
毎週金・土曜日10:00〜11:30
豊洲ぐるりパークで育てた植物を使ってガーデンを作っています。
種まきやポット上げ、ガーデンの手入れをしながら園芸を学び、一緒に育てていく活動です。
植物の手入れについて知りたい方や気軽に植物を育てる体験をしたい方にお勧めです。
・どなたでも参加できます
・参加費無料
・予約不要